セラモメタルクラウンの適合検査( 顕微鏡下での分析とその考察)
Boston大学 マスターオヴサイエンス 修士論文実験内容
実験内容(本文)
プラスチックの歯牙模型の前歯を虫歯治療と同じように歯を削ってクラウンを被せる前の状態にした。
前歯は取り外せるよう可徹式(取り外しできる事)にした。
コンピューターCAD/CAMとつながる細い棒で歯の表面形態をなぞる
コンピューターCAD/CAM
CAD/CAMの説明図
CAD/CAMで歯の形態を入力した 軌跡をプリントアウトしたもの
CAD/CAMを用い、上の旋盤で可撤した歯の模型と同じ金属製の歯牙模型を製作、これを虫歯治療で歯を削った人間の歯の形態とする。
製作した金属の歯牙模型(内面観)
型を採って石膏歯牙模型(作業模型)を作製した。
作業模型の上でワックスを盛り、セラモメタルクラウンの基盤となる金属を作る。
先ほどのワックスを金属の鋳型に鋳造した。
通常0.4〜0.3mmに薄く仕上げる
金属の表面に白色の陶材を盛る。
左、前から見たところ 右、後ろから見たところ
前歯の見えるところは歯肉のところが黒くならないようにするため金属を内側で止めている。
この表面に塗った白色の陶材の上にもう一度厚く白色の陶材を盛る。 歯頚部はショルダーポーセレン。
陶材を盛ったものをファーネス(焼き釜)で焼くと固まる。
完成した4個のカラーレスセラモメタルクラウン
4Unitsのクラウンを6ケース製作した。全部で24個のクラウン。右は当時愛用した、顕微鏡カメラ。
これらのマージン(削った歯と被せ物の境目)を一つ〃顕微鏡で観察する。※赤線部分 下の写真はクラウンの裏側
(C)2015 Ezaki Dental Clinic All Rights Reserved.